2011年7月10日日曜日

<イワツバメのコロニー>

大忙しのイワツバメ

イワツバメのコロニー(集団営巣)を見ることができました。
そこは数年間にわたって3階建ての建物よりも高く土砂を積み上げた場所で、砂利を一時的に保管する所のようです。
コロニーは100個以上の巣穴があり、今は、ちょうど子育ての季節で、親のイワツバメが餌を巣穴に運んでいました。
運んでくる様子は、バタバタと20羽から30羽位が、次から次に飛んできており、驚く位の数のイワツバメでした。
よく見ていると、巣の中へ一羽が餌を持って滑り込んだところに、さらにもう一羽が入ろうとし、気付いて戻るものや、巣穴へうまく滑り込めなかったのか飛び去っていくものなど観察しているとなかなかです。

イワツバメやサギなどの営巣はコロニーといわれ、集団で子育てをする鳥だそうです。
また、最近のイワツバメは、都会の比較的大きなコンクリートの建物、学校や橋梁に集団で営巣すると聞いています。それだけ自然環境が厳しくなってきたのでしょうか。
そのようなことを考えると、この後も、また、この砂利置き場がいつまでも残り、イワツバメが、毎年ここで子育てができ、無事たくさんの雛がかえることを願うものです。

次回撮影時はイワツバメが、 日の出または夕日により際立ち、背景がコロニーと青空がいいな。
また、親イワツバメが巣穴に餌を咥えて入る瞬間や巣穴から飛び降りる瞬間を捉えたいです。
・・・ちょっと難しいかな。

<岩ツバメのコロニー>