2011年8月27日土曜日

<蝶 オオイチモンジ>

―オオイチモンジ―

今日は蝶の話しです。
過日、蝶に詳しい方からネットに国蝶について書き込みがありました。国鳥は「キジ」、国花は、「さくら」と「菊」ということは知っていたのですが、国蝶が決められていることすら知りませんでした。その蝶が「オオムラサキ」という蝶だそうです。
この蝶は全国に分布し、雄は美しい青紫色に輝くはねをもち、雌はくすんだ紫色とのことです。
丸瀬布には、丸瀬布のシンボルといえるような蝶、「オオイチモンジ」がおります。「オオイチモンジ」は本州にも生息していますが、2千メートル級の高山であり、幻の蝶といわれているようです。その「オオイチモンジ」が簡単に見られるのは丸瀬布だけだということで、蝶マニアには丸瀬布が有名のようです。
「オオイチモンジ」は日本人が好きな色の黒白赤が基調の地味で綺麗な、高山蝶の王様とも言われ、特にメスの飛び方がとても優雅で下から見上げると白い模様が美しく品があるといわれているようです。
その「オオイチモンジ」の美しさと優雅に飛ぶ姿に魅せられ、昆虫同好会のメンバー方が、長年かかって、このオオイチモンジを羽化させるなど人工飼育に成功し、このことがこの分野では高く評価されているそうです。
メスは吸水のため地上に来る事が少ないため、採取が難しいとのことです。
ちょうど、ちょうの舞う季節なので、蝶の観察に出かけたいと思っています。

 <カラスアゲハチョウと百日草>



2011年8月6日土曜日

「オオルリボシヤンマ」

「飛翔 オオルリボシヤンマ」

近年、トンボを見る機会が少なくなったような気がしますが、トンボの飛ぶ季節が来たようです。
過日、散歩の途中、池の近くで、複眼も尾部の斑文も瑠璃色で、体長が60mm位の大きくてなかなかスマートなトンボが飛んでおり、それを見ていると、「オオルリボシヤンマ」ですよと教えてくれた人がいました。
家に帰ってトンボについてネットで調べてみると詳しい方がたくさんおり、全世界に約5,000種類、うち日本には200種近く分布していことや自然環境に敏感な昆虫で、絶滅危惧種や準絶滅危惧種が指定され保護活動が盛んに行われているとのことが掲載されていました。
ヤゴから成虫に羽化するのは夜で、産卵には1時間近くも水中に潜水し水草に生み付けるものや空中からばらまくトンボもおり、食性は肉食性で、蚊、はえ、蝶を空中で補食するなど知識を得ることができました。
また、オスは縄張りを持ち同じコースを巡回するように飛び回ったり、同じ場所でホバリングするので飛翔シーンの撮影の狙い目ですよとメールで教えてくれる方もいました。

トンボは昔から勝ち虫とよばれ縁起物であり、前にしか進まず退かないところから、「不退転」の精神を表すものとして、特に武士に喜ばれた。とのことです。
インターネットより。