カワセミのおじさん (平成22年2月のお話し)
近郊の川で、夏にはカワセミ(翡翠)を追いかけられるという40歳代の方です。
カワセミ(翡翠)といえば、今、三菱自動車のRVR車のCMで水面にとまったカワセミの足もとからカワセミ色のRVR車が登場するコマーシャルがありますが、カワセミは、体長は17cmほどで、スズメほどの大きさです。
くちばしが長く、頭が大きく、首、尾、足は短い野鳥で、頭、頬、背中は青いが、カワセミは本来は青くなく、光の加減で青く見えます。シャボン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理だそうで、この美しい外見から「渓流の宝石」などと呼ばれるそうです。
特に両翼の間からのぞく背中の水色は鮮やかで、光の当たり方によっては緑色にも見えます。 漢字表記がヒスイ(翡翠)と同じなのはこのためだそうです。
餌をとるときは水辺の石や枝の上から水中をめがけて飛び込んで、魚類や水生昆虫をくちばしでとらえます。ときには空中でホバリング(滞空飛行)しながら飛び込むようであります。
この方のの話によると、この鳥は縄張り意識が強いことや警戒心が強く、一度人間が脅かしてしまうと三か月間は、同じ場所に戻ってこないとのことです。また、この近郊の川にカワセミが少ないのは私が脅かしたためかもしれないなどと話されていました。
美しい野鳥なので、私も一度見て見たいと思っています。
<カワセミの生息するという川>
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