―オオイチモンジ―
今日は蝶の話しです。
過日、蝶に詳しい方からネットに国蝶について書き込みがありました。国鳥は「キジ」、国花は、「さくら」と「菊」ということは知っていたのですが、国蝶が決められていることすら知りませんでした。その蝶が「オオムラサキ」という蝶だそうです。
この蝶は全国に分布し、雄は美しい青紫色に輝くはねをもち、雌はくすんだ紫色とのことです。
丸瀬布には、丸瀬布のシンボルといえるような蝶、「オオイチモンジ」がおります。「オオイチモンジ」は本州にも生息していますが、2千メートル級の高山であり、幻の蝶といわれているようです。その「オオイチモンジ」が簡単に見られるのは丸瀬布だけだということで、蝶マニアには丸瀬布が有名のようです。
「オオイチモンジ」は日本人が好きな色の黒白赤が基調の地味で綺麗な、高山蝶の王様とも言われ、特にメスの飛び方がとても優雅で下から見上げると白い模様が美しく品があるといわれているようです。
その「オオイチモンジ」の美しさと優雅に飛ぶ姿に魅せられ、昆虫同好会のメンバー方が、長年かかって、このオオイチモンジを羽化させるなど人工飼育に成功し、このことがこの分野では高く評価されているそうです。
メスは吸水のため地上に来る事が少ないため、採取が難しいとのことです。
ちょうど、ちょうの舞う季節なので、蝶の観察に出かけたいと思っています。
<カラスアゲハチョウと百日草>
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