エゾタヌキ
昨年の秋、エゾタヌキを見たという話を良く聞きましたが、私は、今まで、タヌキが北海道に住んでいることは知りませんでした。
先日、テレビ番組で、夜行性のエゾタヌキが冬ごもりに向けて栄養を蓄えるために一晩中餌探しに明け暮れる様子が放映されていました。
タヌキは体調60cmほどで、日没から夜明けにかけて活動し、日中は巣穴や笹やぶで休んでいることが多く、また、警戒心が強いこともあり、人目に触れる機会がほとんどない動物だそうです。
その番組の中でエゾタヌキの社交場“溜め糞”という話しがありました。“溜め糞”とはエゾタヌキの共同トイレのことで、臭覚の鋭いエゾタヌキは、お互いの糞の匂いから、仲間の匂い、餌の種類や餌の場所など様々な情報を得ていると考えられているとのことです。
先日、昨年秋に近くの河原でエゾタヌキを見たという方にお会いしましたが、その方の話によるとエゾタヌキは「秋味のほっちゃれ」を目当てに現れた様子とのことでした。そうするとこの情報をえた仲間の多くのタヌキたちも、この近辺に現れるのではないかと思い、今年の秋に期待しているところです。
今年の冬は寒さが厳しいです。 エゾタヌキさんは、元気かな・・・
<川霧の寒い朝>
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